看護師が陥る医療用語のワナ

医療の現場においては、専門的な用語が飛び交います。新人であればその意味がわからずに右往左往することはありますが、総合内科でもない限りは使用頻度が高い医療用語は限られてくるため、数ヶ月でそういった用語に慣れてしまう看護師が大半です。

しかし一方で、人は普段聞き慣れないフレーズに対し、自分が覚えやすい形に変換して記憶してしまうというという性質があります。特に薬剤名などの用語は独特のフレーズになっているため、完全に間違った形で記憶してしまっているという看護師は少なからずいます。医療用語にやや詳しくなってきた段階でこうしたミスを冒してしまう人が多いですが、業務を円滑に進めるために、覚え違いによるミスは極力減らしたいものです。

覚え違いしやすい用語は様々ありますが、例えば「イントラリポス」という点滴薬の名前。これについては「イントラポリス」と勘違いされているケースが多々あります。また、ステロイドパルス療法の際に使用する「プレドニン」と、下剤の「プルセニド」を混同して言い間違ったという経験がある人もいることでしょう。前者のような単なる覚え違いであれば簡単に間違いに気付けますが、後者のような言い間違いの時は、場合によって重大なインシデントを惹き起こす可能性もあるため、注意しておかなければなりません。こうした間違いは新人の頃よりも、仕事に慣れてきて医療用語に造詣が出てきた段階で生じやすいという点をよく覚えておきましょう。

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