よく使用される用語

看護の現場においては、医療でしか使用しないような独特の専門用語が使われる場合があります。中にはさらに専門とする科でしか使用されないような用語もありますが、看護師としての経験が浅い人にとっては、こうした医療用語が飛び交う現場でついていけるか心配になる人は少なからずいることでしょう。病気の名前や処置の仕方、薬の名称などは専門学校で学習した知識を思い出しながら使い慣れていくしかありませんが、実際に現場に出なければわからないような医療用語があることも事実です。今後の看護の仕事に役立てるためにも、そうした用語の中から使用頻度が高いものから積極的に覚えていくようにしましょう。

具体的には、「ダブルチェック・トリプルチェック」という用語が頻繁に使用されます。これは、医療ミスを起こさないために何度も確認をする際に使用される用語です。この言葉をかけられたら、細心の注意を払う状況であるということを認知できるようにしておきましょう。また、注射のことをさす「ショット」という用語は、点滴であれば「測管」とも呼ばれる点滴横からの注射のことをさす場合もあります。こうした医療用語は新人研修の際に説明を受ける場合もありますが、実際に働いている看護師からすれば日常用語に過ぎないため、新人看護師に留意させるまでには至らないケースもあります。最初はどうしても物怖じしてしまいますが、やはりわからない言葉については細かくその意味を尋ねるように心がけましょう。

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